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Transformation

組織のビジネスアジリティを高めたい

エンタープライズに、スタートアップのようなアジリティを。

デジタルの世界で求められるサービスやプロダクトの不確実性の高さから、今、多くの企業がアジャイル開発に取り組み、デジタル変革に挑戦しています。しかし組織間の関係性や、既存の制度・ルールに起因する新たな課題に直面。成果が出せずにPoC(Proof of Concept:概念実証)を繰り返したり、結局何も変わらなかったという状況に陥ったりする企業も少なからず存在します。

アジャイル開発を円滑に進め、デジタル変革を成功に導くためには、「Vision、Leader、Culture、Team」の4要素が欠かせません。こうした考えに基づき、bit Labsは、トップから現場のチームまでが一体となって変革を推進するための変革ジャーニーメニューを提供。そして、お客さまと伴走しながら、大企業にもスタートアップのようなアジリティ(変化への対応力)と、事業・サービス開発のためのケーパビリティを実装します。

図)「Vision、Leader、Culture、Team」の4要素

Case Study

事業環境の急変に対応できる、しなやかな組織への変革。
そのプロセスで、bit Labsはどのような役割を果たしたか。

急速に進化する「デジタル変革」に対応するためには、不確実性を前提に創造的な課題解決を図るプロセスを導入することが重要です。bit Labsは、人間体験を中心に考えるデザインシンキングと、リーンスタートアップ型の製品企画プロセスとを融合した、サービスデザインの実践プログラムを提供します。

  • Client

    公共

  • Theme

    ビジネスアジリティ実装のためのエンタープライズアジャイルの推進

  • Back round

    法制度の改正により、事業への制約が強くなる一方、他業種からの参入が可能になるなど、ビジネス環境が激しく変化。B社は大胆な改革を迫られていた。

  • Goal

    B社の提供するビジネス価値を高め、DXや新規事業創出の取り組みを加速することで、グループ全体の事業成長に貢献すること。アジリティを求められる事業領域において、サービス提供とフィードバックサイクルのスピードを高め、その価値を向上させること。

  • Issue

    エンタープライズアジャイルに必要な知識・経験を持つ人材が不足。組織としてのマインドの形成も不十分で、制度・ルール・プロセス等も未整備。アーキテクチャや情報基盤にも課題が多い。

Service

組織のアジリティ向上、アジャイル開発の円滑な推進に向けて、変革ビジョンの策定、変革推進組織の設計・運営、現場のチーム強化、アジャイル文化の醸成、制度変革等を支援。

図)Service

経営を巻き込んだ変革ビジョンとシナリオの策定
  • ・経営ビジョン/方向性を踏まえて変革骨子を策定する。
  • ・アジャイル開発の必要性を「事業の言葉」で語る。
マインドの醸成と制度・ルールの見直し
  • ・トレーニング、啓発活動等を通じてアジャイルマインドを醸成する。
  • ・アジリティの阻害につながる制度やルールを見直す。
変革を実現できる組織作りと運営
  • ・変革推進チームを組織し、関係各部のキーパーソンを巻き込む。
  • ・円滑にPDCAが回せるよう、チーム運用を設計する。
アジャイルチームの強化
  • ・bit Labs の専門家が、技術・プロセス・方法論をコーチングする。
  • ・bit Labsメンバーが伴走し、ノウハウを移転する。
    ※bit Labsが実働メンバーとして参画することも。

Operation

プロセスと各フェーズを担当する bit Labsのメンバー

図)Operation

  • 写真)Operation
  • 写真)Operation
  • 写真)Operation
  • 写真)Operation

Outcome

価値提供にかかる時間を短縮/コスト削減

既存業務オペレーションのバリューストリームを見直し。顧客への価値提供にかかる時間を短縮し、コストを削減。 新規事業においてもバリューストリームの短縮を徹底し、仮説検証サイクルを高速化。

制度・ルール・プロセスの変化

画一的で厳格なルールやプロセスを、対象に応じて柔軟に運用できるように。
例えば、従来は全てセキュリティ部門の判断を仰ぐ必要があったツール・サービスの利用を、事業部側でも判断できるルールに変更。また画一的だったレビュープロセスや成果物を、対象プロダクトの特性に応じて柔軟に選択できる形に変更、など。

開発サイクルの変化

従来は全ての機能を実装していたため、1サイクルを回すのに半年~数年を要していた。
しかし、課題を導出してから検証すべき核となるポイントを見極め、既存のツールやシステムも活用する進め方にしたことで、1週間で核の部分の実証実験が可能に。

チームの変化

ビジネス部門に言われたことを正しくやるというマインドから、提供価値を最大化するにはどうすればいいか、自ら考えて実行する目的志向型のマインドへ。

Value

bit Labsは経営から開発現場まで多角的な視点でエンタープライズアジャイルを支援。既存のフレームワークは、そのままでは日本のエンタープライズに適用できないという認識のもと、顧客企業の状況やニーズに応じて、多彩な専門家を適材適所に配置。包括的なサポートを提供することで、ビジネスアジリティの向上に寄与します。